美爽煌茶は授乳中に飲んでも大丈夫?

 

便秘で悩んでいるけど、キャンドルブッシュのような腸に働きかける、下剤成分を含むお茶を飲んでも大丈夫かしらと迷うお母さんもいることでしょう。

 

そこで、ちょっと調べてみました。

 

結論から言いますと、量をコントロールしながら飲めばおそらく大丈夫、というのが私の考えです。

 

その根拠について解説しますね。

 

国民生活センターの見解

 

国民生活センターの文書には、

 

センノシドが配合されている医薬品は、妊婦または妊娠している可能性のある婦人には原則禁忌となっています。また、授乳中の婦人にセンノシド製剤を投与した場合、乳児に下痢が見られたとの報告があります。

 

と書かれています。

 

禁忌という聞きなれない言葉がありますが、これは「してはいけないこと」です。

 

Wikipediaの説明によれば、医療上の禁忌は「不適当で患者の予後を大きく悪化させる術式、検査、投薬、調剤等を指す。」とあります。

 

とするとダメじゃん!と思いますよね。でも、さらに調べてみました。

 

「母乳とくすりハンドブック」に詳しい解説が

 

大分県の「授乳と薬剤研究会」が発行した「母乳とくすりハンドブック」という文書に、かなり詳しいことが書かれていました。

 

「母乳とくすりハンドブック」が発行された趣旨は、次のとおりです。

 

大分県小児科医会発案のもと、大分県産婦人科医会、大分県薬剤師会の共同で勉強会を重ね、医療従事者間の授乳と薬剤に関する意見の相違から、授乳を希望するお母さんの混乱を招き、不必要に授乳を中断してしまう事のないようにするためハンドブックを作成するに至りました。

 

このハンドブックによれば、センノシドを含む下剤を母親が摂取していても、おおむね問題がなさそうだということが分かります。

 

次の画像は「母乳とくすりハンドブック」・11ページのキャプチャです。これは、センノシドを母親が摂取した場合の母乳に与える影響の評価について書かれた箇所です。

 

 

(クリックすると拡大しますが、画像が不鮮明なので、母乳とくすりハンドブックで直接、ご覧ください)

 

これによると、授乳と薬剤研究会自身の評価の他、5箇所の評価が掲載されています。

 

授乳と薬剤研究会・・・◎評価

 

「移行量は非常に少なく通常量では問題ないが、慢性的な使用は乳児に下痢を起こす可能性あり。 」

 

医薬品添付文書・・・授乳中止要望

 

「投与中は授乳を中止させることが望ましい」

 

Briggs・・・ 安全

 

「乳汁移行は極少量、乳児に下痢の報告あり」

 

AAP・・・評価「6」

 

「通常、母乳育児中の母親へ投与可能な薬剤」

 

授乳婦と薬・・・評価「A」

 

「ヒト母乳中へ移行しないことが報告されている薬剤、あるいは母乳への移行は微量で移行しない場合と同様と専門家が評価している薬剤」

 

成育医療センター・・・可能

 

「授乳中に使用しても問題ないとされる代表例」

 

※各評価の意味は、同文書の冒頭<U〜V>ページに書かれています。

 

以上を見ると、医薬品添付文書以外は飲んでも大丈夫という見解であることが分かります。国民生活センターの見解は、これと同じようです。

 

飲んでも大丈夫という見解とやめた方がいいという見解の2つがありますが、ざっと見る限り、それほど心配する必要もなさそうだというのが私の印象でした。あとはご自身で判断してくださいね。

 

なお、以上はあくまで薬の話であり、美爽煌茶を飲んだ時の話ではありませんのでその点はご注意ください。